3、フロントパネル周りの改造
3はフェイスプレート、つまりフロントパネルの改造です。
今回のKURO-BOXは空き5インチベイに取り付ける訳ですが、そのときに必ずケースにはカバーが取り付けてあります。
このカバーを穴あけ加工します。
カバーは後ろの爪をとり、一枚の板状にしておきます。
インディケーターランプのための穴あけをします。ここで少々こつが必要になります。
今まで加工してきたパネルに、フロントパネルはぴったり入るのか?残念ながらぎりぎり入りません。
そこで、シャーシ前面の角を布ヤスリでがしがしと削ります。
グリーンは基盤を、グレーはシャーシを、オレンジは削るべきシャーシの底面の角を示しています。
例によって、
基盤は取り外してから削ってください。
だいたい深さ7mmくらいまで削ると、シャーシは少し曲げやすくなっています。
力を入れてパネルをシャーシにはめてみてください。
これが一番難しいところです。
はめたら、インディケーターランプの光を導く肋骨のような部品(KURO-BOXのものです)を基盤に据え付け、
その4つのツノとパネルとの接点に印をつけます。次に電源スイッチ(赤いツノ状の部品です)の延長線上にも
印を付けます。電源スイッチは細い棒で押す仕組みです。
完成後、このように押します。
後は3mmのドリルで穴をあけるだけです。くれぐれも
基盤は取り外してから作業してください。
こんなかんじになります。
穴をあけたら、再度パネルをシャーシにはめて組み直し、
肋骨上の部品と基盤
基盤とシャーシ
シャーシと前面パネル
をそれぞれホットボンドで接着します。このとき、ボンドがチップなどにかからないよう気をつけてください。
完成したら、上の完成イメージと良く見比べて、間違っていないか確かめてください。
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