--Cの基本2----------------------
今回は、Hello, World!と表示させるプログラムを作ってみる。
知らない方もあるだろうから断っておくと、Cに限らず、BASICやPascal、JavaやRubyなど
どんなプログラムを学ぶにあたっても、最初に作るのがこのプログラムである。
ここで紹介しておかないとならない関数がある。
printf("ここに表示させたい文字を入れる");
というものだ。
printfと入力すると、ダブルクオーテーション(")の中の文字が表示される。
実際のプログラムは以下のようなものになる。
#include
void main(void)
{
printf("Hello,world!!");
}
まあ、簡単だ。
いい忘れていたが、ひとつの処理、たとえばprintfなんぞをやった後は、必ず「;」をつける。
どうやらこれは決まりごとのようで、たとえばCSS、いわゆるスタイルシートでもこれを行う。
どちらが起源かはいうまでもないが、、、
そういえばJavaもこんなのついていた。JavaもCとはまた一味違って、面白いですよ。
そうすると、普通はコマンドプロンプトに、
Hello,world!!
Press any key to continue
と表示されるはずだ。Press any〜てのは、コンパイラの中の人が勝手につけたもので、
Windows風にいえば、「続行するには何かキーを押してください。」てな感じだ。
さて、文章というのはいうまでもないが改行されないと読みづらい。改行もついでに覚えてしまおう。
HTMLだと<br>が使えるから楽なのだが、cではそうもいかない。「エスケープ文字」を使う。
なんでエスケープなのかはおいておいて、ともかくそれを使う。
エスケープ文字にはたくさんの種類があって、改行、ブザーを鳴らす、点滅、禁則なんてのもある。
ちょっとした機能を実現する準関数とでもいっておくか。
改行は、「%d」を改行したいところに入力する。例としては、
#include
void main(void)
{
printf("Hello,Hello,Hello,Hello, %d can you hear me?")
}
と書くと、
Hello,Hello,Hello,Hello,
can you hear me?
press any key to continue
と表示される。
これだけなんだけどね。
ところで、printfは案外便利な関数で、いくつ使ってもよいという利点がある。
例としては、
#include
void main(void)
{
printf("Hello,Hello,Hello,Hello, %d);
printf("can you hear me?");
}
と入力しても、先ほどと結果は変わらない。